企業再生市場拡大ビジネスチャンスあり!その仕掛けと攻め方
このDVDは、ある会計事務所がクライアント(顧問先)の数を増加させた発想と実績、実例を内容としていますので大変に参考になると思います。
合同会計グループは、「企業再生」をこれから会計事務所として新たな事業の柱と考え全力で取り組みを試みました。 代表である加藤勝二氏はまず地元建設業界に協力をお願いし、企業再生セミナーを開催してみたら予想を超える反響がありました。さらにその会場から即声がかかり、実績となっていきました。そして、NPO法人「地域活性化支援協会」を設立しアピールしたことから、中小企業の“駆け込み寺”とマスコミにまで取り上げられ注目に至たっています。
DVDの内容をご紹介
企業再生市場拡大ビジネスチャンスあり!その仕掛けと攻め方
合同会計グループ 代表・税理士加藤勝二氏 発売元:事務所経営研究協会
7分頃のお話
この事業再生の業務は最初3ケ月は時間と体力を相当に消耗します。ビジネスとして1件500万円あたり、2年目から月20~30万円の経営コンサル が続き、その後会計顧問もほとんどが移ってきます。
15分頃のお話
再生の業務をやっていると必ず経営者から「先生に出会えてよかった」と言ってくれます。涙ながして「ありがとうございました」と。仕事にやりがいを感じますね。
16分頃のお話
ダメな社長の共通点
- 試算表が読めない社長
- 資金繰りが頭にない社長
- いざという時 覚悟、決断力がない社長
28分頃のお話
再生を支援する具体的なプロセスですが、再生できるかどうかの条件は大切なポイントです。
35分頃のお話
経営改善計画書では、10年から15年で返済しキャッシュフローも予定して、債務超過も改善できます。以上のことを約束します。と銀行にもって行けば賛同しない銀行はいままではない。
参考資料
年別に全国企業の倒産件数(法的整理のみ)データ
平成14年 | 6,551件 |
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平成15年 | 6,547件 |
平成16年 | 6,029件 |
平成17年 | 7,905件 |
平成18年 | 9,351件 |
平成19年 | 10,959件 |
上記の件数は「法的整理」のみの倒産件数です。その他では自らひっそりと「任意整理」 ・「手形不渡り2回で銀行停止」・映画にもあった「夜逃げ」など表面には見えない倒産も あります。 これらを含めると、倍以上ではないでしょうか?
リスケジュールと融資
政府系金融機関が、民事再生企業向けの融資制度を設けています。日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫・中小企業金融公庫等)、商工組合中央金庫、信用保証協会が融資制度として用意しています。しかし現実的に審査が通るのはなかなか困難といわれています。
リスケジュールとは、現在銀行から借り入れている金額をいろいろ交渉して返済条件を緩和してもらうことです。省略して「リスケ」ともいいます。債務の返済が困難となってきて、現状と今後を見通し返済可能なスケジュールを再考して、毎月の返済額を減らす方向で債権者の理解を得るようにします。そうしたことをリスケジュールと言います。